元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

「なんばん往来」が美味しくなくて悲しい

地元銘菓の「なんばん往来」は、夫婦揃って大好きな菓子でした。アーモンドプードルとバターをたっぷり使った風味の良さ、しっとりとしたスポンジ生地と控えめなパイ生地の絶妙なバランス。すごく美味…だったんですが、最近食べて見たら美味しくなくてびっくりしました。スポンジ部分がもっさりしてるし、パイ部分もサクッとしてない。香りの良さもあまり感じません。全体にねちゃっとして胸焼けする味でした。

 

でも、これって、「さかえ屋」の看板菓子だし、品質を落とすわけないよね? 私が年を取ってくどく感じただけかなと、夫に言うと「職場で人が味が落ちたって言ってたのは本当だったのか」とのこと。通販の口コミ情報を見てみたら「スーパーで売ってる焼き菓子と同じレベル」「昔食べた味と違うと感じました。」「1つ100円以下の内容かな」などと書いてあったので、やっぱり実際に味が変わっているのかしら。

 

少し前にTVで取り上げられて、一時は品薄になるほどの人気でした。「福岡の人は、この程度の味のものを美味しいって絶賛するんだ」と思われたら嫌だな〜。どうやら「さかえ屋」は大手チェーン店に買収されたようなので、それででしょうか。だとしたら残念です。さかえ屋が買収されるまでは、色々あったようです。創業家出身の社長は自己破産した後に、チョコレートショップを経営していることが分かりました。チョコ好きなので、一度食べてみよう。

 

*追記*

さかえ屋の元社長夫妻が経営しているのは「カカオ研究所」というお店でした。

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