元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

6月第5週〜7月第4週

6月の後半は夏風邪をひいてしまい、ヘルパーの仕事は週2件の掃除と料理の仕事のみ行き、入浴介助はお休みしました。なかなか咳がとれず病院に行ったら気管支炎でした。体調は最悪でしたが、精神的には自分史上最高に安定していて(今できることをあわてずしっかりやっていれば、なにもかもうまくいく)という気持ちでした。なんで急にそんな明るい気持ちが降ってきたのかわからないんですが。

 

7月に入って気管支炎も治り入浴介助の仕事にも無事に行ってきました。復帰したといっても週に3件、あとはピンチヒッターで2、3件入るくらいですが、しばらくはこのペースで様子を見ます。

 

塾講師の仕事は、あいかわらずバタバタしてしまって、なかなか納得のいく授業はできませんが、少しずつ慣れてはいます。先週はサブティーチャーが来てくれてとても助かりました。8月は別の方が2回来くる予定なのでなんとか乗り切れそう。秋以降、無事2クラスに分けることができるのか不安ですが、まあやるしかないです。

 

保育士試験は筆記試験まであと90日を切りました。資料をファイルして眺める程度しかしていないので、このままだとまた落ちそうです。今週から過去問を解いて分からなかった問題のカードを作るという作業を再開します。

 

義妹から甥っ子の英語の勉強を見て欲しいと依頼されました。いやいやいや大学受験レベルとか無理無理!と固辞したものの、夫からも推されて引き受けてしまいました。力不足なのは重々自覚しているので、やっぱりだめだなと思ったら遠慮なく家庭教師なり塾なりに頼んでねと言ってます。今のところ3回やってみました。娘の副教材をテキストにしています。続くかなあ......。

 

息子の元へ夫が上京します。無事試験に合格してくれることを祈ってます。娘は受験年の夏ということで、毎日課外授業に行っています。志望校はだいたい決まりましたが、第一志望校は相当がんばらないと通らなそうなところで、第二希望はよほどのことがなければ通りそうなところ。極端だなあ。まあ「好きなことが勉強できるという視点で選んだ」という娘の言葉を信じます。油断してたら第二希望のとこも通らないよとは言ってますがどうなることやら。

 

一人暮らしになった実家の母は元気でやっているようです。朝から30分ほど犬の散歩をしているそうだし、週に一度は体操教室にも通っているとか。友人とちょくちょく会って買い物したり食事をしたり楽しそうに暮らしています。このまま元気でいて欲しいです。

 

母を見習ったわけではありませんが、久しぶりに古い友人と食事をし、そのあとはアパートでお茶を飲みながらゆっくり話しました。本読みサークルでも、新しいメンバーが入ってきたので数年ぶりにランチ会がありました。明日は大学以来の友人と会います。「人と会うのは疲れるけれど、それを上回る楽しさがある」と思えるくらい精神的、体力的に回復しました。

 

冒頭に書いたように、6月以来不思議なくらい明るい気持ちで、根っからネガティブな私は(何か大きな病気をする前兆なのかなあ)とか思ったりしてます。まるで線香花火が落ちる前にひときわ輝くみたいな.....ってどこまでネガティブなんだろう、自分。

 

オレゴンの旅

オレゴンの旅

 

中学校で一学期最後読んだのは、この絵本です。サーカスの小人が熊のオレゴンと旅をする話です。お話が始まる前に献辞と、その下に書かれたランボーの詩も読みました。

 

    感 覚 

 夏の青い夕暮れに、ぼくは小道を行くだろう、
 麦の穂にちくちくされながら、細かい草を踏みに。
 夢みるぼくは、両足に麦の穂のさわやかさを感じるだろう。
 ぼくは額を風に洗わせるだろう、帽子もかぶらずに。

 話もしないし、なんにも考えないのに、
 かぎりない愛が魂にあふれてくるんだ、
 そしたらぼくは遠くへ行くだろう、ジプシーみたいに、

 「自然」の中を、------女の人といっしょみたいに幸せなんだ。

           (アルチュール・ランボー 1870年3月)