元活字中毒主婦の身辺雑記

日常の細々したことなど。

毎日少しずつ売れています

本を梱包したり発送したりする作業が好きだから、毎日少しずつ本が売れないかな、と書いていたら、ほんとに毎日少しずつ売れてます。ちょっと楽しい。このまま続かないかしら。昨日売れたのは、

 

・カラーブックス『小庭園』

ゴッホの小型画集

・世界ユーモア文学全集3「ケストナー/クールトリーヌ」

 

随分昔、「本の雑誌」に「読んだ本しか所蔵していないのは活字中毒初心者」みたいなことが書いてあって、当時の私は(買った本を読まないで置いておけるなんて信じられない)と思っていました。買ったら即読む、徹夜してでも最後まで読む、というのが当時の私だったので。でも、それって体力があり経済力がない学生だからできたこと。働きだして自由になるお金ができると加速度的に買う本の量が増え、でも、読める時間は減るので積んで置く本が増え……とうとうアパート借りて置いとくほどになってしまいました。上に挙げた本も目は通したけどたぶん読んでません。ケストナーが好きだし、ユーモア小説も好きだし、ぜったいおもしろいはず! と思って買ったのに、そのままになってしまいました。昔だったら「手放す前に読んじゃえ」と一気読みしたところですが、二段組の小さな活字を見たら老眼の私はひるんでしまいました。年は取りたくないものじゃのう。

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 古い古い本なので相当傷んでいます。中は綺麗ですが。真ん中の青い函は両方開いています。装画は花森安治さん。昔の本は装丁が洒落ているよなあ。